自分自身に「なんか惜しい！」と感じるあなたへ

 

その感覚はどこから来ているのか。

その惜しさなのか。

 

どこにもギャップがない、すべてが平らな世界。

すべてがフラットな世界である。

 

その「惜しい」という感覚もまた、ひとつの囚われであるということ。

そこに気づく。

 

こうでなくてはならない、こうでなければならない、こうであってはいけない。

そこからギャップは生まれる。

 

すべてが無から生まれる。

ひとつの光から生まれる。

 

そこに正解も不正解もない。

ひとつひとつの光、色とりどりの光の世界。

 

ただその世界に生きているということ。

 

それ以上でもそれ以下でもなく。

 

それを感じているとしたらそれを到達したとしても、どこかでまたその違和感を感じる。

その違和感自体が一体なんなのか、どこから来て、何のために存在するのか。

 

その違和感自体は決して悪ではない。

それは人間世界で慣れ親しんだもの、ただそれだけ。

 

ギャップを感じるから前へ進む、ギャップを感じるからどこかへ行こうとする、どこかへ進もうとする。

ただそれだけ。

 

それからも解放された、それすらも包み込んだ、ただひとつの世界。

 

そこへ歩みを進めるだけ。

 

あなたのすぐ真横にその世界は存在している。

 

そしていつでも行き来できる。

そしていつでも、実は行き来している。

 

楽しみ、それすらもない。

ただ存在する世界。

 

それは決して無色透明なのではなく、無味無臭ではなく、色とりどりの世界。

ただ色とりどりの世界、それだけ。

 

瞬間瞬間に喜怒哀楽、ただそれだけ。

 

ただ、それだけ。