「完璧ではない」「自分はダメだ」と悩むあなたへ
あなたは、自分のことを完璧ではないと思っているかもしれません。
自分はダメな存在だと思っているかもしれません。
何かを手に入れて、完璧な存在にならなければいけないと思っているかもしれません。
誰かから、欠点を指摘されて、克服したいと思っているかもしれません。
誰かに比べて劣っていると感じているかもしれません。
どうすれば、完璧な存在になれるだろうかと、
一生懸命に努力を積み重ねているかもしれません。
にもかかわらず、一向に、完璧な存在になることができず、
どうしたらいいのか途方にくれている、絶望しているかもしれません。
人は生まれながらにして完璧です。
完璧、といわれたときに、違和感があるかもしれません。
それは完璧という言葉が誤解されているからです。
人は本質的に魂であり、純粋な存在であり、霊的な存在です。
完璧は、なにひとつ、不自由なくできること、行動できる能力のようなものをいうわけではありません。
存在として完璧なのです。
たとえ、身体に不自由があったとしても、心に不自由があったとしても、すべての人が存在として完璧なのです。
それは、人は生まれながらにして、魂であり、純粋で霊的な存在であるからです。
何かを得ていないから完璧ではない、達成していないから完璧ではない、という人もいるでしょう。
その次元もあるでしょう。
その次元に生きたいのであればそれはそれでいいでしょう。
それもひとつの正解でしょう。
本来の意味は違うことを知ってください。
ただ在ること。
これだけで、完成されたものなのです。
本当の「完璧」の意味を知ってください。