物質世界において、お金とは(1)
お金という囚われに気づくこと、お金というラベルに気づくこと。
お金という中に存在する「存在」に気づくこと。
お金がどこから来て、どこへ向かっていくのか。お金はなんの存在でなんの役に立つのか。私にとって、みんなにとって。
私が見ているお金とそのお金は本物なのか。
表面的には国によって違いがある、存在としては一体何なのか。
お金で表される豊かさと本当の豊かさと、その同一のものと、その違いとは一体何なのか。
見えているもの以外に、実際に動いているもの以外に生み出しているお金というエネルギーに、そこに人々の意識が向きすぎている。
逆を言えば、そこへ意識を向けることで、2倍にも3倍にもなることができる、2乗にも3乗にもなる。
私が何をもとに、何を種に、そこへ意識を向けるのか。そこへどんな栄養素をもたらすのか。
私は存在する、そのお金に対する器を広げる。
器とは一体なんなのか。
コントロールすることではなく、振り回されないということも少し違う。
ただの筒であるということ。
筒自体にも意味がある。筒であることにも意味がある。
それが幸せであるということ。