内なるマスターを呼び覚ます

カルマのないマスターにチャネリングをして、必要なメッセージをお届けします。メッセージを受け取れば受け取るほど、あなたが、あなた自身の内なるマスターを呼び覚ますことになるでしょう

今日のメッセージ「岐路」

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ふと気がつくとあなたは岐路に立っている

縦横無尽に広がる道

さてどちらの道にいったらいいのか

あなたは途方に暮れる

 

気づくと右手にはコンパス、左手にはざっくりとした地図を持っている

 

これまでは、ここまで選択肢の多い分かれ道に出会った事はなかった

大きな道、矢印がある道、そんな道をただなんとなく歩いてきてここまで来た

 

そして迷う

どの方向へ行ったらいいのか、東西南北どちらに進むべきか

「私が進む道は南か、北か。はたまた西か東か」

 

いやもう一つ道がある、もう一つの方向があることにあなたは気づく

そのことに気づいたと同時に、ドンとあなたの肩に誰かがぶつかって

右手に持っていたコンパスがコロコロと転がった

追いかけていくと目の前に大きなものが通りコンパスが潰れて壊れてしまった

 

あなたは思う

これで方位がわからなくなった

 

そして思い直す

いや太陽は東から昇り西に沈む

なんとなく方角なんてわかるんじゃないか

 

右手が空いた

そして左手を見ると地図がある

 

あなたは疑問に思う

「この地図は必要なのかな」

そしてあなたは要らないという結論に至る

 

ビリビリと地図を破ってしまいポケットにしまう

 

さぁここからどうしようか

 

ふと、お茶が飲みたいなと思う

 

草が生えているところに出かけよう

なんとなく思いついた方向にいくと草が生えているところに出る

 

あなたは知っている

どの草を摘めばお茶になるか

どうやって学んだのか覚えていないだけれども

 

何を選べばいいのかわかっていて、その草を摘んで、そして気づく

どう煎ればおいしいお茶になるかも知っている

でもお茶を煎る道具がない

 

火もなければ鍋もない

だからあなたは鍋と火を持っている人のところに近づいて使わせてくれないかと頼む

 

薪もないのでポケットに入れた、破った地図も燃やしておこうと思う

 

そうやって道端でお茶を飲んでいると

さっきのあなたと同様に、どちらの方向へ行ったらいいのか迷っている旅人を目にする

 

ふとその人と目が合う

その人があなたのもとにやってきた

あなたは「ご一緒にお茶はいかが」と誘う

 

少し話をしていると、旅人は方向を決めたようだ

旅人は出かける

そしてあなたはお茶をすする

 

気づけばたくさんの旅人をここで迎え、そして旅立ちを送った

 

あなたは思う

「相変わらず私の両手には何もない

 そしてどちらの方向に進んだらいいのかと言うのも迷いもない」

 

ふといつぞやの旅人があなたを訪ねてやってきた

 

聞けば新しい場所に出会い、とても素敵なところだからあなたを案内したいと言う

 

そろそろここも飽きてきた

 

あなたは旅人についていこうと思う

 

どれぐらい前だったか、どちらの方向に進もうか迷った道で

あなたは方向を決めている

 

右手にはあなたを誘い出してくれる友人が

相変わらず左手には何もない

 

左手には何がやってくるのかあなたはとても楽しみにしている