内なるマスターを呼び覚ます

カルマのないマスターにチャネリングをして、必要なメッセージをお届けします。メッセージを受け取れば受け取るほど、あなたが、あなた自身の内なるマスターを呼び覚ますことになるでしょう

今日のメッセージ「水平線の先」

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私は灯台

海の側に立ち、明るく光る

暗い海の中を航海する船たちに光を与え、安心を与える

霧の中、現在地に不安を覚える船たちに、ここだよと示す

 

私が照らすことのできる範囲は限られている

私の光はある一定のところまで届く

そしてその先は消えていく

 

私は海の側でいつも水平線を眺めている

船たちがあの水平線の先に消えてゆく

何隻も何隻も見送った

 

ふと思う水平線の先には何があるのか

 

だから私は船に尋ねる

「あの水平線の先には何があるの?何があるか知ってる?」

 

 

私は船

あらゆるところ、あらゆる海の上を旅している

 

光の全くない、星も見えない真っ暗な夜

そんな時ふと灯台の照らしている光を見つけたとき

あぁここにいるのかと安心をする

 

霧で先が見えないとき、私はどこら辺を動いているのかと思う

灯台の光が私の場所を知らせてくれる

私がここにいるんだと言うことを知らせてくれる

 

灯台にふと声をかけられた

「あなたは水平線の先に旅をしている、あの水平線の先には何があるの?」

 

水平線の先?そんなことを考えたこともなかった

私はただ、羅針盤の示す方向へ進んでいるだけだと思っていた

 

ふと先に目をやると、たしかに水平線が見える

あの先には何があるのか

 

どんどんどんどん近づいていくと水平線はどんどんどんどん逃げていく

私はいつも海の上を動いているけれど水平線はどんどんどんどん先に行く

 

そして水平線を追いかけていったら

いつの間にかまた安心を与えてくれる灯台に再会した

 

私は答えた

「水平線を追って今回は旅をしてみたよ

 そしたら私がどんどんどんどん水平線を追いかけても追いつくことができなくて

 そして気づいたらここにいた

 水平線の先にはあなたがいた

 水平線の先はあなただよ」

 

灯台は不思議に思う

 

船は言う、水平線の先には私がいる

でも私はここにいる

そして水平線はそこにある

 

水平線を眺めながら

船が答えを教えてくれた今もやっぱり水平線の先は気になる

だけれど前より気にならなくなっているのかもしれない